
11月上旬。ただいま茶園は秋の施肥作業真っ最中です。
10月初旬に2回目の肥料を散布しました。
今回の肥料は魚粕(カツオなど)を主体に、糖蜜(アミノ酸肥料)などを配合した肥料です。
魚を捌いた際に捨ててしまう部分を乾燥させ、粉にした部分がお茶にとっては立派な肥料となります。
秋肥は来年の新芽の出てくる土台を作るための大切な肥料です。
人も丈夫な体でなければ働けないように、茶樹も健康でなければ美味しい茶葉を作ることができません。
秋肥は翌年の一番茶の新芽育成に大きく貢献し、春肥と同じくらい重要とされています。

急な坂道や肥料散布機が入らない狭いところは、このように背負い式にて肥料散布していきます。
肥料を撒き終わったら撹拌機(浅耕機)で肥料と表土をよく混ぜこみます。
混ぜることによって肥料成分の気化を防ぎ、分解を早めて早く効果が発揮されるのです。

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