
5月14日(金) 例年より早い梅雨入りを迎え雨が続いていましたが、この日は絶好の摘採日和!
年に一度の手摘み一番茶の摘採が始まりました!
この茶畑では二番茶・秋碾茶は取らず、一年分の栄養を蓄え一番茶に注ぐため、美味しい抹茶となるのです。
こちらの写真は「やぶきた」という品種で、日本茶の70%以上の収穫量を占めるポピュラーなものです。
機械での収穫とは違い、摘み子さんがひとつひとつ丁寧に新芽を摘んでいきます。
覆いの下は陰になっているとはいえ、暑い中大変な作業です。
手摘みはどのように行うのかをご紹介しましょう。

茎には濃い緑色の親葉と、その間や先端に薄い色で柔らかい新芽が生えています。この新芽だけを集めてカゴに入れていきます。
片手で茎を持って、逆の手で新芽だけを指でつまみ、新芽の根本をポキッと折ります。摘んだ新芽を手のひらに持ちながら、作業を続けていくのです。
新芽を摘んだ後の茎はこのようになります↓

とてもサッパリしましたね!
採れた新芽は別工程に入り、碾茶→抹茶へと加工されます。どんな味になるか楽しみです!
抹茶になるまでの過程もこちらでご紹介できればと思います。
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