秋の深耕と施肥

伸ばし続けています。
夏の暑い間は、リフレッシュさせ、茶の樹に負担をかけないために、肥料はやりません。
又、病気や虫がついて芽を食べられないように消毒もしていきます。
そういった夏場の作業等で茶園の間を固く締まってしまった土を、
秋に一度、柔らかく耕す作業『深耕』を行いました。

深耕(しんこう)とは?
深耕機(機械)の爪で、固く締まった土を30㎝の深さで耕すことを深耕といいます。
深く耕すことで、土の中に空気を入れ柔らかくし、爪で根を切ることによって茶の樹の活性化を図ります。
又、有機肥料を分解する微生物も活発になり、肥料の吸収を良くしていきます。
暑いときに深耕して根を切ってしまうと、茶の樹に負担がかかり弱ってしまうため、少し涼しくなった時期、秋のスタートとして深耕作業を行っていきます。
肥料を入れて一度、深く深耕した後は、再度、肥料を入れて、かき混ぜる撹拌作業(機械)を何回も繰り返し行っていきます。又、次回はその情報をご報告したいと思っています。